リボトリールの離脱:体感で薬を判断してはいけない
現在、リボトリールの離脱の真っ最中。薬が持つ副作用を軽視していたお粗末さに自己嫌悪が止まらないので、どうしてこうなったのかをぐちゃぐちゃ書きます。
デパスからリボトリールへ
以前通っていたメンタルクリニックから、発達障害の診断をしてくれた病院に変えた際に鎮静剤をデパスからリボトリールに変えた。
最初にリボトリールを最初に飲んだとき、体感がまったくない非常に弱い薬だと感じた。これが間違いだった。
リボトリールの服用をやめた
朝起きれないため、リボトリールの服用を中断した。
デパスであれば翌日から離脱症状の不快感が現れたが、リボトリールの場合は2-3日ほどして比較的楽な不快感が現れ始めた。
この程度ならなんでもない、どうせ2週間ほどこの不快感に耐えれば薬を止めることができると見込んでいたがこれも間違いだった。
一週間ほど経過してからデパスで味わった離脱症状とほぼ同じかそれ以上の離脱症状に陥ってしまった。
デパス以上の離脱症状
どうもおかしいと思い、リボトリールについて色々調べてみたところ、力価という薬の強さを表す指標にたどり着いた。
リボトリール(クロナゼパム)は力価がマイナートランキライザーの中では割と高いものらしく、
リボトリール1mgとデパス3mgが等価らしい。
向精神薬の力価についてはこちらのサイトがわかりやすいです。
体感的には全くそんなことを感じなかったため、毎日欠かさずに0.5-1.5mgを半年間続けていたのだからそれはもう自業自得。
ひどい頭痛と首肩腰の凝りと疲労感と、コンサータ63mgでも底上げできない無気力。
自戒
自分の経験と体感なんて、全く当てにならないと思い知りました。
薬を飲む前には必ず、その薬がどんなものなのか、リスクとしてどんな事が想定されるのか程度はよく調べてから飲むことにします。
ここまで読んでくださった方、どうか用法用量と体調と間違った判断にはお気をつけください。
薬についての疑問は医師にちゃんと質問しましょう。
ちなみにコンサータの服用を中断したときは、コンサータの服用を始める前の支離滅裂ダメ人間になりました。これは離脱症状と言うのか、素の自分というのか迷いますが、考えると悲しいので目を背けています。
なかなか苦しい、ベンゾの離脱
とりあえず朝おきれないので寝る前のリボトリールを中断した。
さすがにもう半年くらい飲み続けていただけあって、いくら弱い薬でも離脱で体が変な風に強張るのと少しの頭痛が辛い。
以前、一年くらい毎日デパスを1〜3mgほどを毎日のんでいたのを中断したときは、頭痛・下痢・筋肉痛・妙に暗い気分が辛かった。それに比べればマシだけど今回もなかなか・・・。
だけど悪い事ばかりじゃなくて、ベンゾ系の鎮静剤を止めると体に力が入らなかったのが割とすぐに回復するので、離脱に耐えるモチベーションになる。
離脱の他にも服用の中断にともなって、吃音気味が吃音まで悪化しやすくなることが割と辛い。
電話応対など、割と落ち着いて再生できていた会話のテンプレートの再生に難が出てきた。
小さな回転ずし屋で左隣のおっさんが「生をくれ。」という注文しているのを聞いて「寿司の多くは生じゃないか、何でもいいなら好きなの取れよ。」と思う私をよそに「えーぃ、生いっちょう!」と元気よく答える店員。運ばれてきたビールをみてようやく理解する私。
つづけて「生エビください。」と注文する右隣りの女性。
「すいませーん、生エビはないんですよ。生車エビならありますが。」
「生のエビですか?」
「はい、生の車海老になります。茹でてない。」
「じゃ、それで。」
・・・この会話はもう少しこじれると思っていた。
会話に難があることを何故か再認識するはめになった悲しい百円すしでした。
コンサータを半年ほど飲み続けた感想
現在の服用量は54mgです。
本当に何もしなくても良い日を除いて、ほぼ毎朝服用しています。
他に服用している薬はリボトリールとデパスです。
リボトリールの方はコンサータと一緒に処方されており、毎晩飲んでいます。
デパスの方は自分が憤りを感じている時や、嫌な記憶や考えが頭の中でフラッシュする時に頓服として服用するために個人輸入したものです。
個人的な体感ですが日常的なストレスの量は多い方だと思っています。
以上が下記の前提です。
作用
- 冷静になる
- 突発的な欲求に対して理性的に対処できる。
- 行動に移る前に一息入れることができる。
- 覚醒作用
- 仕事中の居眠りが半分以下に減った。
- この薬を飲んでいても睡眠が十分でない場合、判断力など諸々の能力は著しく低下する。
- 注意力
- 一点についての集中力は補助されているけれど、全体的な観点などへの注意力は十分でなく仕事ではミスが多い。
- これについては私の努力で改善すべき点である様な気がしているが、一応記載。
- 一点についての集中力は補助されているけれど、全体的な観点などへの注意力は十分でなく仕事ではミスが多い。
副作用
- なし
- 体が薬に慣れたのか、胃痛や食欲不振はほぼ完全に解消された。
コンサータを飲み忘れたときについて
現時点での個人的な感想
体が慣れるまでは何かとストレスを感じるけれど、慣れたらとても助けになる良い薬だと思っています。
デパスやレキソタンの様に飲み続けると必然的に量が増えることもなく、たまに飲まない日があっても離脱症状を感じないことも嬉しいところです。
今のところ有益な薬だと感じているので、服用を続けようと思います。
CBDオイルを試してみた
下記の動画にてCBDオイルの存在を知り、現在処方されているリボトリールも同様の症状に適応があるため、代替品になるかもしれないと思い試してみました。
250mlの小瓶を一月程度で使いきった感想ですが、リボトリールやデパスには及びませんが確かに同じような効果を感じました。
無用なトラブルを避けるため輸入代行業者から購入したこともあり、費用対効果などを考えるとまだ継続利用する段階ではないと判断しました。
上記の動画では幼児のてんかんなどに対して効果を挙げている例が紹介されていること、実際に使用してみた結果ベンゾジアゼピン系の薬と似た効果を感じたこと、海外ではすでに医薬品としての実績をあげていることなどから、法の改正と医薬品としての研究が進めば、様々な症例に対する新しい選択肢になりえるのではないかという期待をしています。
追記:
ん・・・?大麻取締法で規制されているのは大麻という植物から製造された医薬品であり、大麻の酩酊成分であるTHC(植物から製造された物ではなく化学合成された物)は薬事法で規制されているだけなので、製薬会社か少なくとも麻薬取扱免状を持っている医者でれば扱えそうな気がする。
規制されているTHCはさておき、医薬品として実績を挙げていてかつ法的な規制がされていないCBDであれば、ことに化学合成されたものであれば日本の製薬会社が医薬品用途に研究することになんの制約もない気がするのだけれど・・・。
まだ調べていないのですが、これだけ成果を挙げている物質であれば投資する価値は十分にあると思うのですが・・・。
これらについて研究している企業や機関などについてご存知の方は、教えていただけると幸いです。
コンサータを3ヶ月ほど飲み続けて分かったこと
2014年5月にストラテラからコンサータに変えてもらい、3ヶ月ほど経って色々と思ったのでメモ。
要約
- コンサータを飲んだだけで集中できる訳ではない、集中する為の環境の整備が必要
- 自分の理解が追いつく範囲と速度の言動が自分にも周りにも負荷が少ない
- 食事を怠ってはいけない
- 副作用とストレスで胃腸炎になった。そのせいか便秘がち。
集中力について
- 自分のすべきことをExcelやGoogleスプレッドシートなどにまとめる
- 各タスクの期日を調べて決める
- ひとつずつ確実にタスクを消化する
- 集中力が切れて投げ出しそうになったら、今のタスクをちゃんと仕舞ってから休憩を取る
- 本を読むなどするときは、ソファに寝転びながら読むなど自分の楽な体制で行う(重要)
コンサータを飲んでいても、集中力とやる気が出ないことが結構ある。
休日はコンサータを飲んでいても、つい昼寝をしてしまう事もしばしば。
楽な姿勢を取ることが、目前のタスクに集中する上で一番重要だと思う。
食事について
- 私の場合、コンサータを飲むと副作用で胃が荒れて食欲が低下する
- 食事を怠ると血糖値が下がり頭痛や倦怠感の原因になる
2014/12/06追記:体がコンサータに慣れたのか、胃の不快感はなくりました。
対策
- コンサータはかならず食後に飲む
- 麺類をやわらかく煮て食べる、パンを水で流し込むなどすると負担が少ない
- 食事の間隔が長い場合は、米類を多めに食べる
- 胃腸に不具合を感じたら、内科か神経内科を受診し、その結果を精神科医に報告する
私が摂っている栄養補助食品
なんとなく必要そうなので、摂っています。
今のところ健康診断でも問題は見つかりませんでした。
便秘への対策
- 食事量を増やす(これが一番重要です)
- アップルペクチンを摂る(地味に効きます)
- 前回の排便時から2日間便秘が続いた場合は市販の下剤を飲む
下剤について
市販の下剤は400錠で1000円くらいで販売されています。
パッケージに記載されている用法の半分か1/3くらいの量から試す事をおすすめします。
詳しいことは、ドラッグストアの薬剤師の方から説明を受けてください。
その他
私にとっては、コンサータが最善の処方である事は間違いないと思っている。
この薬には本当に助けられていると実感している。
だけど、これを飲み続けるのは正直なところ、辛い。(主に胃腸が