developmental disorder diary

24歳で発達障害が判明した人間による雑記です。感情的な痛みの訴求ではなく、なるべくどうしたら良いかを考えていこうと思います。生きづらいけど。追記:「Developmental Disorder:発達障害」よりも「Autistic Spectrum Disorder:自閉スペクトラム症」という呼称がより適切でした。

コンサータを1年間飲み続けてみた感想

コンサータを1年間飲み続けた感想です。

コンサータの副作用の遷移

  • 頭痛

    • 1ヶ月くらいで薬そのものに起因すると思われる頭痛は解消された。

    • 肩こりや低血糖に起因するものは現在もあるが、これは薬の副作用というより生活習慣の問題だと思う。

  • 胃痛

    • これは2〜3ヶ月くらいで解消された。

    • コンサータは十分な食事の後に服用することでこの不快感を軽減でき、より良い効果を得られると思っている。

  • 便秘

    • これは食事量の低下によるものだと思う。私の場合は十分な食事量によって解消された。

コンサータが効果が有用に感じる場面

  • 突発的な衝動(怒りやその他の欲求)に対して冷静に対応する必要がある時。

    • 作用下では癇癪を起こすことがなくなりました。
  • 本など長い文章を読む必要がある時。

    • コンサータを飲むことによって、文章を読むことができる様になったので、これについては本当にありがたい薬だと思っています。
  • じっとしている必要があるとき。

    • 頭の中でバチバチと跳ね回る自生思考の滝がだいぶ静かになるのでじっとしていることが多少楽になります。

コンサータの効果が邪魔に感じる場面

  • 運動をする時。

    • 運動をする時は大人しくする必要がない上に高揚感が阻害される上に、何かに抑え付けられている感覚もあり、さらに心拍数も無駄に上がる気がするので、この時だけはコンサータは不要です。
  • とにかく何かを全力で楽しみたいとき。

    • 運動をする時と同じ理由です。
  • 肩こりや腰痛など身体的な不快感があるとき。

    • どうもコンサータを飲んでいると体が強張っているような気がして嫌です。かといってデパスリボトリールを飲むとコンサータの効果は薄れてしまいます。この様な作用が対照的な薬の飲み合わせはどうも非合理的な気がするのでコンサータを必要最低限の量で摂取することが一番だと思っています。
  • 心の底から絶望的な気分でなにもかもが嫌になっているとき。

    • こういうときは寝てしまうのが最善だと思っています。

現時点でのまとめ

とても有用な薬だと感じています。

もしこの薬を飲んでいなければ、鬱と診断されたままデパスだけを飲み続けていたらどうなっていたか考えると恐ろしいです。

ただ、やはり薬を飲んでいても、まだ不注意や意思疎通などに問題があり、不適応を起こしてしまったという現実の問題は解消されていないので、これからどうしようか非常に悩んでいます。