developmental disorder diary

24歳で発達障害が判明した人間による雑記です。感情的な痛みの訴求ではなく、なるべくどうしたら良いかを考えていこうと思います。生きづらいけど。追記:「Developmental Disorder:発達障害」よりも「Autistic Spectrum Disorder:自閉スペクトラム症」という呼称がより適切でした。

発達障害の診断を受けよう!

成人が発達障害の初診に漕ぎつけた方法を書いておきます。すでに出尽くしている情報かもしれませんが、一番大事なことだと思うので。

程度の差や悩みや苦しみは人それぞれだと思いますが、同じように苦しんでいる誰かの助けになれば幸いです。

STEP 1. 病院を探そう

すべて自分で探しても良いのですが、なかなか骨の折れる作業なので、まずはお住まいの地域の発達障害者支援センターにメールまたは電話で相談することをおすすめします。

地域にもよると思いますが、受診可能な病院の情報くらいは教えてくれるはずです。
成果を得られない場合は、他の地域のセンターに連絡するのも手かもしれません。

STEP 2. 予約をしよう

1〜3ヶ月先まで予約を取ることができないかもしれませんが予約をとりましょう。
おそらく・・・

「ふざけるな!冗談じゃない!仕事ができなさすぎてクビになるかもしれないんだ!もう限界なんだ!はやくどうにかしないと社会的にも経済的にも精神的にもどうにかなっちまいそうなんだよ!畜生!!」

・・・と思うかもしれませんが(私がそうでした)、予約をしないことには受診することができないので酷く辛いかもしれませんがこらえて予約を取ることをおすすめします。
※仕事ができず精神的にかなり追いつめられているのは今も変わりませんが、薬のおかげで多少は楽になりました。

STEP 3. 生育歴がわかる物(または者)を探しましょう。

病院にもよると思いますが、初診の際に生育歴がわかる物を持ってくるように言われると思います。
例えば下記のような物です。

  • 母子手帳
  • 幼稚園の連絡ノート
  • 小・中・高生時代の通信表

私はこれらの物を保存していなかったので、母親に同行してもらうことになりました
初回の問診では私よりも母親に対する質問が主でした。何か付け加えたり、口を挟もうとしても「今は君のお母さんと話をしているから、ちょっと待ってね。」と蚊帳の外でした。

その先生曰く・・・
発達障害の兆候(特徴)が生来のものかを成人後に判断するのは難しいため幼少期の様子を記録した物や、親類の証言が判断材料になる。
・・・なんだそうで。
※記憶が曖昧ですが、たしかこの様なことをおっしゃっていました。間違っていたらすいません。

初診は問診だけで終わり、薬などは処方してもらえませんでした。
問診の限りでは発達障害の可能性があるとのことだったので、WAIS-IIIという知能検査の予約と、その結果を聞くための受診日の予約をして帰宅しました。

予約した知能検査の実施日は、初診日から2週間ほど先で、検査結果を聞く日も、検査日から2週間先という日程に気が滅入りましたが、そんなもんです。
成人も受診可能な病院が増えてくれればいいなと心から思いました。

くじけない

私の場合は予約から初診まで3ヶ月掛かり、初診から治療を開始するまでに1ヶ月掛かりました。

辛い状況にある人にとって、これほどの時間が掛かるというのは、非常に残酷かもしれませんが、とにかく予約をして治療を受けることが状況を改善するための一歩だと思っています。

平日でも受診できる方なら、おそらくもっと短い期間で治療まで漕ぎつけるができると思います。

すでに、これ以上ないほどに打ちのめされてしまっているかもしれませんが、
どうにか治療まで漕ぎつけてください。