developmental disorder diary

24歳で発達障害が判明した人間による雑記です。感情的な痛みの訴求ではなく、なるべくどうしたら良いかを考えていこうと思います。生きづらいけど。追記:「Developmental Disorder:発達障害」よりも「Autistic Spectrum Disorder:自閉スペクトラム症」という呼称がより適切でした。

コンサータを2年間飲み続けた感想

現在の1日の服用量は54mg、割と多めかもしれません。この量はここ1年間くらい変わっていません。

薬に体が慣れてきたのか、去年よりも薬の作用を苦痛と感じなくなりました。

服用を突然中断してもベンゾの様な離脱症状は生じません。私は最大5日間ほど連続して服用を中断した事がありますが、服用開始以前の様に落ち着きがなくなるだけで苦痛はありませんでした。

メリット

思考が冷静になる(頭の中に落ち着きを持てる)

適量を適切な用法で摂取している限りでは思考が落ち着き、パニックに陥る頻度が減ります。

ただし、過剰摂取をすると心拍数の上昇と焦燥感が生じ非常に苦しい思いをします。私は、この薬を過剰摂取することにより通常以上の集中力や思慮深さを期待して試してみた事があります。しかしその結果は期待とは裏腹にひどいものでした。

行動が理性的になる

薬を飲まないでいると、私の場合は自制心をなくす傾向にあると感じています。

例えば、深夜0時頃になると「そろそろ寝なければ」と思うのですが、薬を飲んでいない場合だとその時に集中してしまっている事を優先してしまい、下手をしたら朝までそれを続けている事があります。

少なくとも私にとってコンサータとは集中力を上げるため薬ではなく、集中力を制御するための薬なのだと最近では思うようになりました。

デメリット

薬の体感

薬に慣れて苦痛は感じなくなってきたものの、この薬が作用している間は独特の違和感を感じます。

何かに集中していれば気にならないのですが、自分の興味を惹くものが何もない時はこれを気にしてしまい何だか嫌です。

私の生活をとても助けてくれている薬なのでこの程度の違和感は気にすることではないのですが、やっぱり何だかあまり好きになれないです。

飲食について

集中力を制御することにはとても役立っています。

しかし、それは私の頭の中の”すべきことリスト”に挙がっている事柄についてのみ有効のようで、コンサータの食欲を減衰させる作用も相まってたまに食事をおざなりにしてしまいます。

忙しくなると「n時頃に食事を摂る」という意識が埋もれてしまい、日頃のペースを崩す一因にもなっている気がします。

この問題はアラームなどでタイミングを制御することで大方解決されました。

まとめ

去年に比べるとこざっぱりとした内容になりました。

2年間ほど服用を続けた限りでは、特に何の問題も生じていません。これからも服用は継続する方針です。問題が生じたらその内容は記載します。